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信頼関係を作る原則・・・3

人と人との付き合いの中で当たり前の事を書きながら、(3)迄来ました。少しは参考になっているのでしょうか?!特別な日や事ではなく日常のありふれた生活の中での気付きにお役立て下さい。

約束を守る

約束をしておきながらそれを守らない事は人間関係を作る中で大きなマイナスになります。約束の重大性には関係無くマイナスになります。

人は約束に基づいて期待を抱くようになります。買い物・食事・仕事の契約・電話・メールの連絡等々多岐にわたります。特に自分の生活と深く関わっている場合はそうです。

②で話した小さな事は大きな事で、「また連絡するわね!とか「後でねぇ~」と言うのは人によっては約束と捉えていない人も有れば、約束と捉えている人もいます。この違いは後々大きな溝を作る事にもなりかねないのです。互いに曖昧でない約束が重要でしょう。

期待を裏切る事は人の心を深く傷つけ次の約束への信頼度を大きく揺るがす結果になるのです。

約束を守ると言う事は距離の有る人と人との心に橋を架ける作業なのです。この橋を架ける事が出来た時信頼と言う財産がお互いの中に存在するのです。

『約束は守るために有る!』と言う事です!

私はこの約束の話をする時にいつも思い出す人の事が有ります。

彼女との出会いは今から20年近く前の9月の事です。ある会社の同期入社でした。

彼女は20歳で背も高くスレンダーな美人で性格はちょっと突っ張った所が有り、よく頭の固い研修所の先生とぶつかっていました。若さゆえの真っ直ぐなとても素直な子でした。

私は30歳か31歳だったと思います。中途採用の私達は新人研修・昇格資格試験の研修もいつも一緒で年は離れていましたがとても気が合って仲が良かったのです。飲みに行ったりカラオケ・食事と仕事意外でも良く遊んでいました。

年が変わりお互い忙しくなり会う機会が減った桜の咲く3月~4月にまた研修で久々に会いました。1週間の研修です。「花見にいこうねぇ」何て言いながら仕事の忙しさに話が延び延びになって・・4月9日研修の帰りに彼女が「花見!いついくの!?」って聞いてきて私は「う~ん?もう葉桜だねぇ・・明日決めよう!じゃあバイバイ」彼女「OK!バイバイ」そう行って別れて翌日10日研修最終日の試験の日!

試験の時間になっても来ない彼女を私は「遅刻???」と気にしながらもテストを終え先生のもとへ「Tちゃんは?!どうしたんですか?」と聞くと先生が小声で辛そうな顔をして「あなたなら・・・仲良かったからね・・研修に来る時に事故で意識不明の重体・・」と・・・。

そして彼女はそのまま2ヶ月頑張ったけれど1度も意識が戻る事も無く帰らぬ人になりました。

20歳の女の子のお葬式は小雨の降る中人もまばらで痛いほど淋しいものでした。成人式で着た振袖が掛けられた棺の中の彼女はただ静かに眠っていました。

彼女と出会ったのが秋・冬を過ぎて春が来て!たった3つの季節を1度づつしか一緒に過ごせなかった!夏が来たら海にも行っただろう・・色んな事を・多くの時をもっともっと一緒に過ごした筈なのに!

今でも後悔します。何で花見に行かなかったんだ!と・・・。

この事が有ってから私の中で約束の重みは尋常でないものになりました。「また、明日ね」は無いかもしれないんだ。

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